【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』

 早乙女研究所 格納庫

キャスト&スタッフ インタビュー 

内田×寸石×向野 アフレコレポート 

――お互いの印象を聞かせてください

内田:すごく穏やかなチームだと思いますね。
向野くんは10代ですし、初めての現場ということなんですけど、そんなに物怖じしている感じがなくて。緊張感はもちろんあるんですが、自分のスタンスみたいなものをしっかり持っている人だなと思います。「個性が強いな」と感じますね。
寸石さんは、(向野くんの)そういった個性を受け止めていらっしゃるのを見て、普段も周りの人を受け止めるタイプの方なのかなと感じています。

寸石:内田さんはチームを引っ張ってくれる「座長」というのもあって、すごく頼もしい存在です。一緒にお芝居をしていて、僕たちが演じやすい良い雰囲気を作ってくれています。
(向野)存麿くんは初めての現場ということもあって、大変なことも多いと思います。しかし、一つ一つの取り組み方が一生懸命で、その姿勢が応援したくなりますね。

向野:内田さんも寸石さんも業界の大先輩ですので、尊敬のまなざしで日々現場をご一緒させていただいています。
内田さんは率先して、僕の疑問にも答えてくださったり、世間話をしてくれたりと、いつも僕を助けてくれます。内田さんも先ほどおっしゃっていましたが、穏やかで優しいチームですね。毎回楽しんでアフレコに臨んでいます。
寸石さんは同じ事務所の先輩で、アフレコ後も一緒に帰りながら色々お話したりと、本当に僕のことを受け止めてくれていますね。演じるうえでは、カムイは獏を突き放すような間柄ですが、リアルの方では僕はすっぽり受け止められている。とてもありがたいです。

――アフレコ現場で流行っていること、話題になっていることはありますか?

内田:(コロナの影響で)別個で録っているので、収録の合間に出演者みんなで喋る時間がないんです。それが自分の中では寂しいですね。現場でコミュニケーションが取れることによって、より芝居の幅も増えると思うので、そういう時間も欲しいのですけどね。

寸石:収録スケジュールを区切ってますからね。

内田:入り時間も決まっていて、早めに入るということもできなくて…。スタジオ内の人数制限もあることをふまえると、なかなか難しいですね。
ただ、作品の熱量自体は下がることは無いので!収録された声を聞いても皆さんの熱量の高さは感じますし、そういう意味では意思疎通は出来ているんだろうなと感じます。

向野:私としてはこの3人で、コンビニなんかで売っているお菓子、スイーツのお気に入りを聞いて、お家で食べて、「あ、美味しいな」っていうのを流行らせたいと思っています。

内田:YouTubeの企画みたいな(笑)

向野:「内田さんのオススメ商品食べてみた」「寸石さんのオススメ商品食べてみた」!そして、僕のオススメ商品を二人に食べていただきたいです。食は一番ダイレクトに幸せを感じられるものなので、実際に一緒に食べられなくても、同じものを食べることで共有できることがあるんじゃないかな、と。

内田:このチームで流行っていくかもしれません。お菓子好きになって終わるかも(笑)

――お気に入りのシーンやセリフ、ご自身の役の注目してほしいところは?

内田:必殺技「ゲッタートマホーク」ですかね。普段これだけ叫ぶことが無いので(笑)他に1話では、「俺の名は流拓馬、オヤジの名は流竜馬だ!」って叫びますけど、ああいうところに竜馬への尊敬や、彼が自分にとって大きい存在だっていうのをしっかり持っているんだなとか、家族愛みたいなものがけっこうあるんだなとか、そういうのが端々に表れて、いいなと思いますね。そこにどういう想いがあるのかは、(話が進むにつれ)語られていくことだと思いますが、セリフの端々から性格を掴み取っていくというのは楽しいですね。

寸石:初めて3人で「チェンジゲッター」を叫んでアークに合体するシーンがお気に入りです。演者としての前に、一視聴者として入りこんでしまいましたね。必殺技や、合体する前の掛け声の”魂の叫び”!この時は、自分も楽しみで仕方がないですし、「ゲッターに乗ってるな!」って実感しますね。演じながら鳥肌が立ちます。
僕が演じている獏は、とても身体が大きくて、熱く、仲間思いであり、真っすぐなヤツなんです。これまで僕は、あまりこういう役を演じたことがありませんでした。日々試行錯誤しながら、どうやったら「獏」の魅力を皆さまにお届けできるのか?というのを意識して演じています。

向野:カムイ・ショウは19歳ということで、自分と同い年なんです。2番手、クール枠、カッコイイ、冷静、知的…そんな言葉が似合うキャラクターです。カムイは芯の強い人なので、静かさの中にある「確かな芯の堅さ」を表現出来たらいいなと思っております。
そんなカムイが感情を出すシーンがあるのですが、その時に「お、気持ちいい」と感じました。普段抑えているからこそ、必殺技を叫ぶ時など、濃縮されて熱いものが出来上がる感覚があります。そこが好きですね。
ゲッターキリクに乗るシーンは、コックピットに飛び乗って、スーツを着て、ヘルメットを被って、非日常の塊ですよね。これを初めて体験した時は、「あぁ、いいなぁ!ゲッターロボに関わらせていただいてるな!」という感覚になりました。

――放送を楽しみにしているみなさまに、メッセージをお願いします。

内田:ゲッターロボシリーズというのはすごく長いシリーズで、(今回の原作が)2000年代頭の「アーク」という作品ですが、今の時代にこうやってアニメ化できるということは、本当に作品を長く長く愛してくださる人がいらっしゃるということだと思います。
その想いや溜めてきたエネルギーというのを、何千倍にしてアニメーションに落とし込もう!と、全てのスタッフが熱いエネルギーで作っております。
「何が起きたんだ?なんかわかんねぇけどすげぇ!これがゲッター線の力か?!」そう思っていただけるような、凄まじい迫力の物語になっております。この『ゲッターロボ アーク』、初めての人もそうでない方も、是非ご覧ください。よろしくお願いします。

寸石:もうすぐ熱い“ゲッターの夏”がやって来ます。緊張と楽しみで胸がいっぱいですが、皆さまからの応援こそが、ゲッターのエネルギーにもなり、我々チームのエネルギーにもなります。これからのバトルシーンでの活躍の励みにもなります。どうぞよろしくお願いします。

向野:「ゲッターロボシリーズ」は、僕の歳の倍という歴史ある作品なのですが、こちらをデビュー作とさせていただけたのは、身に余る光栄です。これに応えられるよう、そしてこの混沌としたコロナ禍をゲッターロボの熱さでぶっ飛ばすような勢いで演じていきたいと思います。
現場で制作の方々とお話させていただくことがありますが、「ゲッターロボシリーズ」に対する愛情を皆さんからひしひしと感じています。愛は地球を救う。早乙女研究所の愛の力をもって、日本中に発信していきたいと思っています。よろしくお願いします!

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